フッジィの思い出日記
私の子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどをブログ形式で紹介します。更新は不定期です。 みなさんもこれを読んでフッジィとはどんな人か、見つけてみて下さい。
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補習
高校生に入って、初めて習う科目に、商業経済というのがあった。
言うまでもなく、商業高校に特有の科目で、社会の授業とも関連があった。
僕が1年生の時に習った科目で、それ以降は学ぶ機会はなく、
2年生からは簿記会計等の科目がそれに代わって学ぶようになる。

初めての授業の時、担当の教員があいさつした。
やせ形面長の男性で、比較的険しい表情だったその人、
「怒るときは、『ばか者!』という時がありますので、その点了承して下さい。」という話を聞いて、
余計に、その人は厳しい先生だろうな、という印象がわいてきて、注意しなければと思った。
(僕は、「ばか者」と言われるのが苦手で、傷ついてしまいやすいため)

そして、季節は夏。

今年も、夏休みに3泊4日の教会のキャンプが計画されていて、僕も楽しみにしていた。
去年、空沼岳で過ごした最高に楽しい思い出を思い出し、色々と期待を膨らましていたのであった。
確か、今年はポロピナイという、支笏湖畔のキャンプ場で行われる予定だと思う。
今回も、青少年の参加者があちこちから来るのではと楽しみにしていた。
夏休みももうすぐで、それまでは難しい勉強やいやなことが多い部活も何とか耐えた。
部活には、無理言って、その日程だけは休ませてもらうことにした。

そして、終業式も間近に迫った、ある授業のとき。

「補習対象者の名前を呼びますので、呼ばれた方は○月○日と○日に学校に来るように。」

テストの成績が悪かった科目の一つ、商業経済の補習の対象に、僕の名前があった。
しかも、夏休みのキャンプの2日目と3日目の日付だった。

(…何とか日にちを変えてもらえるだろうと、それほど気に留めなかったが…)

続く

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電子オルガン(2)
確か、小学生のころだったと思うが。

うちにも、あの電子オルガンが入った。

前に、学校で初めて電子オルガン(エレクトーン)を見た時のことを記事に書いたが、
それとほぼ同じようなものがうちにも入った時は喜んだ。

ちゃんと、リズムボックスもついていたし、
色々な音も鍵盤で出せるようになっていた。

説明を受けた後、僕は電子オルガンをいろいろさわってみた。
キーを1つ押すだけで自動的に和音を出したり、
それとリズムボックスと合わせるとリズムに合わせて音が鳴ったり、
音の波を変えたり、足でベースを鳴らしたり、
また、自分も何か弾けたらいいなと思った。

ある日のこと、近所の英語を教えてくれている教会員
うちに遊びにきた。
教会でオルガンをよく弾いていたご主人の方が、
そのエレクトーンで賛美歌を弾いたとき、かっこいいと感じた。
何しろ、普通のオルガンやピアノでしか音楽を聴いたことがなく、
エレクトーンのような電子機器で音楽を聴くのは初めてなので、
新鮮でかっこよく感じたものである。

それからしばらくして、父親がエレクトーンで賛美歌を練習していた。
「神よ、汝に近寄らん」というその賛美歌、やはりかっこよく聞こえた。
それがきっかけになり、僕もいつしかその曲を練習しだしたのである。

中学に入り、
「エレクトーンを習ってみないか」と親に勧められた。

中学校の近くにある、ある家に、僕と弟が行くことになった。
ビルの中の、教室とは違い、そこはお金持ちの立派な家だった。
決まった時間に行き、1人ずつ先生から指導を受けるもので、
前の人達が終わるまで待っていた。

初めて渡された楽譜は、入門者が弾くようなごく簡単なもので、
足のベースもまだ使わなかった。

それから毎週水曜日(記憶によれば)、そのエレクトーン教室に
通う習慣が始まったのである。


卒業式(4)
小学6年生も、もう冬を過ぎ
もうすぐ暖かな春を迎える時期となってきた。

いよいよ僕たちも卒業生。
この学校を離れる時期が近づいてきた。

去年の卒業式のとき、また今までも、
僕の心に残っていた卒業の曲があった。

出発(しゅっぱつ)の歌」というその歌。
なんか心の中に、わくわくさせるような、
また、じーーーんとくるような、
また、今までの小学生の思い出を感じさせるような、
そんな曲だった。
去年の卒業生は、その歌を歌いながら泣き出した人もいた。
僕が卒業するとき、またそんなことを思い出すのだろうか、
この学校と別れることを惜しんで涙するのだろうか、
そんなことを考えていた。

そんなころの、ある音楽の時間のことである−。


 「今年の卒業生から、歌が変わります。」


音楽の先生が、僕たちに言った。

何でも、今度新しく作られた卒業の曲を、各校に浸透させるらしい。
今までに歌っていた、『出発(しゅっぱつ)の歌」は、
もう歌わなくなるのである。

そして、その新しい歌を、僕たちは覚えさせられることになった。

…と言っても、この歌は、今までのような二部合唱ではなく、
みんなが同じメロディーで歌うもので、簡単に覚えられるものだった。
それに、歌も短く、その代わりに何番もある単純な曲だった。

それで僕は、(曲が変わったことで)今まで期待していた
卒業式の感動も期待できなくなった。
何より、歌の歌詞の一部に、

 「友達とけんかをして、泣かせちゃったあの日」

という歌詞が気に入らなかった。

僕は今まで、1年生から6年生に至るまで、
ずっと泣かされ役で、この歌詞を書いた人は、
子供の頃自分が友達を泣かせるような、
いわゆる普通の生徒だと言っているような気がして、
差別感をとても感じて腹立たしかった。

それで、僕はここの歌詞を歌うときは、
歌わずに口パクするか、

 「生徒たちにいじめられて、泣かされちゃったあの日」

と替え歌で歌うか、どっちかにしようと思ったものである。

今思うと、僕もたった一度だけ、泣かしたことがあったんだけど…

それから、その新しい卒業の歌を、
歌う練習させられる日が続くのであった。




プロフィール

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Author:フッジィ
子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどを紹介します。みなさまにとってほんわかするような「癒し(いやし)」的なものになれればと願っています。



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