フッジィの思い出日記
私の子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどをブログ形式で紹介します。更新は不定期です。 みなさんもこれを読んでフッジィとはどんな人か、見つけてみて下さい。
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初恋(2)
…彼女の家を見つけ、慌てて逃げた僕は、
それからしばらく経つうちに、
彼女の家の前を何度も通るようになった。

…というよりは、何度も彼女の家を見に行った。
しかも、家の前で、ぼーーーーっと突っ立っているのである。

あの時は、ついに(家を)見つけたっ!ていう喜びを、
思い出して余韻に浸りたい、という気持ちで立っていたのかもしれない。

また、あの頃の僕は、今とは違って恋愛については大胆で、実は積極的に
行動もしていた方だった。それは、今後の話しの中にも時々出てくる。
(まあ、積極的と言うのはひいき目に見た場合で、
悪く言えば、今で言うストーカーかも(汗)。)

ある日、学校の特別授業で、ちょっと遠くへ行く遠足かなにかがあったとき、
僕は彼女を迎えに行くつもりで家の前まで行き、出て来るのを待ったこともある。
(もちろん、まったくの突然訪問だが)傘を持って雨の中、入れてあげようなんて
考えたりもしたが、おわかりの通り、雨降りで遠足なんかできっこない。
ましては家から出て来たとしても傘ぐらい家にあるので忘れるわけがない。
そんなばかばかしい話もあった(苦笑)。

結局その日は、当然ながら彼女は家から出てこなかった。
学校もないので、その日はあきらめて、家族と教会主催のバスケットボールに
行った思い出がある。

また、どういう成り行きか知らないけど、僕が彼女のこと好きなことを
うちの親は知っていたみたいだった。
また、うちの母親は彼女の母親と知り合いになったようだった。

これらの話だけでも、顔から火が出そうなくらい恥ずかしい思い出だったが、
更にこの話は続いていくのである。

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牛乳(2)
牛乳事件から数か月後…

いまだにみんなの目の前でむりやり飲ませようとする日があった。

しかし、一口含むだけでも吐き気がする牛乳、受け入れることはできなかった。


それでも、何とか一滴ずつでもなめようと頑張った。

毎日、担任は僕がどのくらい牛乳を飲んだか、様子を見ていた。

4時間目までの日は、給食時間後も牛乳をちょっとでも飲むまで、
残されたこともあった。

そんなある日の、給食のことであった。


いつものように、給食係がみんなに給食を配って回った。

僕の前にも配られたが、よく見ると、
僕の牛乳が、少し少なく入っていた。

普通の人ならここで、
 「ラッキー!これで牛乳少し飲んだってごまかせる。」
と喜ぶかもしれないが、
僕は、「これはまずいよ、飲んでもいないのにとても飲んだなんて言えない。
  担任には何て言って言い訳したらいいのだろう。」
と悩んだ。変に真面目というか、何か恥ずかしいっていうか、
僕にとっては複雑な心境だった。

とうとう、その日は(実質は)1滴も飲まなかった。
給食時間の終わり頃、担任が来て、
「おーっ!!飲んだ!!」と言った時は、
恥ずかしいのと説明ができないのとで泣きそうになった。


牛乳はうちへ帰ってからも、親から言われ練習した。
おそらく、家庭訪問で担任が牛乳の話をしたのだろう。
ストローに入るだけの牛乳入れてから少しずつ吸ったり、
カレーライスを食べながら1滴口に入れたりしてみた。


それから、頑張って給食時間にも少し牛乳を飲んだ。
ちょっぴりずつ飲んでいったのだが、
前の少し少なく入っていた牛乳くらいまで飲んだつもりである。

給食時間後に、それを先生の前に持って行ったが、
担任は指揮棒の先で牛乳ビンをコンコンとつつきながら、
「全然飲んでないじゃないか。」と言った。

それからもしばらく、牛乳にチャレンジするのであるが、
一向に飲む量は増えなかった。


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読書感想文
以前にあげたテーマで作文というのがあったが、
あの時はたった1行で恥ずかしい経験だった。
その後、作文も少しずつ長く書けるようになり、
この前は、家でていれん(間違えて書いたが停電のこと)があった
ときの話を書くことができた。

そんなある日、学校で読書感想文の授業があった。

みんなで学校の図書室から1冊本を借りて来て、それを読んだ後に感想を
原稿用紙に書くものであった。

作文は何とか慣れ始めた僕だったが、この読書感想文は僕にとって難題だった。

以前に僕は、夏休みの宿題で読書感想文を書くのに苦労した話をした。

普通の作文なら、自分の普段の生活、自分の書きたいこと等について
自由に書けるのでやりやすいが、読書感想文はそうはいかない。
ほかの人が書いた本について、感じたことを書かなければならないので、
僕にとっては非常に困ったことになってしまった。
何を書いていいのか、わからない。

それでも、まずはクラスのみんなで図書室に行き、
本を1冊選んで来た。
とくに好きな本はなかったが、適当に1冊選んだ本の題名は、

『のんびりこぶたと せかせかうさぎ』

友達だったこぶたとうさぎが一軒屋に一緒に住んでいるのだが、
うさぎはこぶたののんびりしていることにいらいらする。

ある日うさぎは、いつものんびりしているこぶたが
普段どんな夢を見ているのか見てみたくて
他の人(動物)が見ている夢を一緒に見られる機械を使う。
2人(匹)のまくらに洗濯ばさみのついた線でつなぎ、こぶたの夢を見る。
こぶたは、彼の好きなキャベツの畑の中にいる夢を見ていて、
自分の好きな物ばかりの夢にうさぎはあきれる。

今度はうさぎの夢を見ようと、こぶたが同じ機械を使う。
するとうさぎは、にんじんがたくさんある畑にいる夢を見て、
どっちもかわらないじゃないか、て笑う。

…というような内容の物語だった。

各自、家に持ち帰って、○○日までに感想文を書くように、
と言われ、大変な宿題となった。

うちに帰って、僕はなんて書けばいいだろう、と悩んだ。

(続く)

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糸電話
3年生になり、ある程度の月日が流れ、
授業も慣れた頃の話である。

今日は、僕の好きな科目の1つ、理科の授業のある日である。
今日は、科学の実験の日であった。

3年生になって初めて(または2、3回目)の理科の授業の時、
生徒達は、実験の色々な道具が入ったセットをもらった。
何が入っていたか、今はほとんど憶えていないが、
音の出るもの、コップみたいのもの、風で動くものなど、
僕にとって興味のあるものが色々入っていた。

今日は、その道具の中の1つ、糸電話の実験だった。

確かプラスチックのカップに小さな穴があいていて、
そこに凧糸かなにかが通っていて、小さなプラスチックの棒で
とめられていたようなものだった。

先生が、使い方をみんなに説明した。

ところで、僕の隣の席の、初恋の娘は、
その実験道具を持っていなかった。
転校生だったので、実験道具を配られた時は、
まだいなかったからである。

僕は隣の席のその娘と、
一緒に使うことになった。
僕は、とてもワクワクして喜んだ。
なにしろ、あこがれのその女の子と一緒に実験ができる。

僕は中から、糸電話を取り出し、
糸をひろげた。

僕は、その娘と糸電話でお話をするところを
思い浮かべながらニンマリとしていた。

そして、長さを調整しようと、カップの周りに
糸を巻き付けていった。
  ↓
今思うと、なぜ僕がそんなことをしたのかよくわからない。
次に、それをもう一度ほどき始めた。

しかし、ほどく糸の端を間違え、次の瞬間、
糸がからまってしまった。

心の中であせって、急いでよりを戻そうとしたが、
一方を直すと、今度は別の所がからまってきた。

そうこうしているうちに、糸は更にからまった。

何とか元に戻そうとあがいていたが、
このころの僕の頭じゃ、とてもほどけそうになかった。

周りの人が実験している時、
僕はそのからまりをずっと直そうと奮闘していた。

そして、ついに授業は終わり、
僕はとうとう糸電話の実験ができずに終わってしまった。

あのときは悔しかった。


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マラソン大会(2)
今日は小学校のマラソン大会の日である。

とにもかくにも、あれだけ苦労して練習したマラソン、
親も見ないわけにはいかない。
マラソン大会では、応援するために学校が生徒たちの親を招待していた。
でも、楽しくもないマラソン、
僕にとっては、それはどうでもよいことだったが、
母親から聞かれた時に時間帯は伝え、学校に向かった。

1年生から、3年生の生徒達全員が、校舎前のグランドに集まった。
僕たちの競技は、午前中だった。

1年生の男子から始まって、1年生女子、2年生男子…と、
順番に、時間の間隔を開けながらスタートする。
パーン…というピストルの音と同時に、一斉に走り出し、
グランドを1周してから校外のコースを回るのであった。

そして、いよいよ3年生男子(僕たち)の番となり、僕は緊張した。
しかし、練習のときの疲れたいやな気持ちは、もう忘れていた。
みんなスタート位置に並び、ピストルの音を待った。

パーン!

一斉に走り出し、グラントを回り始めた。
僕はもうその時点で、ほとんどの人達に追い抜かれていた。
並んで走っている人達に1人、また1人…と、
追い抜かれるたびに、屈辱を感じた。

校外へ出た。
道のりがずっと、果てしなく見えた。
いやな気持ちになって来た。
このくらいから、肩が苦しくなって来た。
心臓はバクバク、息ははぁはぁ…
授業の時、走るときは鼻で息を吸って口から吐くようにと
言われ、そうやっていたがとても苦しい。

気がついてみれば、僕1人で、よたよた走っていた。
まだ先は長い…

グランドの下の、道まで来た。
去年までは、ここを左に曲がって、校舎へ戻っていた。
けど、今年は違う。
3年生からは、もっと長い道のりを走る。

少し下り道。
ここは比較的楽な道だった。

そして更に先へ、
ついに走りが、歩きに変わった。

もうだめだ。

しばらく歩いて、また少し走って、
また歩く。
そんなことを繰り返す。

そしてようやく、折り返し地点までたどり着いた。

ここを左に曲がり、更に走り、もう一度左に曲がれば
今度は校舎へ戻るまっすぐな道である。
ここは上りなので、きつかった。

辛かったので、何度も気持ちが身体から離れて行くような気がした。
でも、走らなければいけない。すぐ現実に戻った。

途中で、8ミリフィルムのカメラのようなもので写している先生がいた。
僕の走っている姿、いつか映画で見れるのだろうか。

更に、走り(歩き)続けた。

もう少しで校門だ!!

やっとこれで、このいやな時間が過ぎ去ると思った。

その瞬間、僕は意外な光景を目にした。

後ろから、女子の集団が追い付いてきたのである。

3年生の女子で、一番足の速い1人が、僕に追いついた。
もう少しでゴールという所でだった。

後から来た集団にまで追い越されるなんて余程の恥だと、
僕はありたけの力で追い抜かれまいと走ったが、
あっという間に追い抜かれてしまった。

ゴールした時には、体力も使い切ってへとへとになり、
苦しいやら恥ずかしいやら、
もうボロボロでまともにしゃべることもできなかった。

応援に来ていた、友達の母親達が口々に励ましてくれた時、
「はぁっ…はぁっ…最後まで…頑張った…」
と僕は言ったのを覚えている。

しかし、難はまだ完全には過ぎ去っていなかった。

うちに帰ったら、母親に、

「午後って言ったから午後に行ったでしょ!!
 他の親に聞いたら『(3年生のは)午前中に終わったよ』と言われて
 私恥かいたんだから!!」

と叱られてしまった。

話をちゃんと聞いていない僕は、親に「午後」と間違えて言ってしまったのである。

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プロフィール

フッジィ

Author:フッジィ
子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどを紹介します。みなさまにとってほんわかするような「癒し(いやし)」的なものになれればと願っています。



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