フッジィの思い出日記
私の子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどをブログ形式で紹介します。更新は不定期です。 みなさんもこれを読んでフッジィとはどんな人か、見つけてみて下さい。
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クラス喧嘩
「うぉっ、これは面白そうだ!」


友達と街へ行ったときのこと。

かつてよくも悪くもうわさに聞いていた、
あの、インベーダーゲームを初めて目にしたのは、
ある大きなおもちゃ屋さんの店先である。

オリジナルとはちょっと違い、
自分のレーザー砲の形が凸ではなくもっと格好良かった。
音なんかも、今までに聞いたことのないようなもので、
当時の僕にとっては、新しい衝撃だった。

これらのゲームは、そのころ不良と呼ばれていた、
僕にとってこわい男たちのやるものという意識があり
それらに触れはしなかったが、
見るだけでわくわくして、自分の心を楽しませていた。

これはちょうど、このインベーダーゲームが
出始めたころのお話である。


今日はまたクラスで席替えがあった。
確かBさんだったと思う、彼女が僕の隣に座ることになった。

このころの時代は、男女で隣り合わせに座っていた。
男子か女子のどちらかが多い場合だけ、
同性が座るというものだった。

僕の隣に座ったBさん、
憶えていると思うけど、
かつては僕の作った雪だるまを蹴飛ばして
悔しい思いをした話があった。

そのあと、色んなことがあったけど、
今はそんな話も気にしなくなり、
特にけんかもせず仲も悪くはなかった。

席が近くなり、よく話をするようになったかというと、
そういうわけでもなかったが、
別にいやだというわけでもなく、
何となく彼女を見ていた。
リップクリームをつけている仕草が目に入り
ちょっと気になったりもしていた。


そんな、ある中休みのこと…


 「聞けよ、あんな、(Bさん)この前ゲームセンター行ってたんだってよ。」


 「えっ?!それ不良じゃん。」


男子生徒の中で、Bさんについての話が出てきた。
話はだんだん広がり、ゲームセンターに行ったのはよくない、と
みんな言い出した。

 「そんなことばかり言ったらかわいそうじゃない。」

女子生徒の友達がかばった。

 「でも、ゲームセンター行ったのは悪いよ。」


やがて、男子生徒と女子生徒の攻防は激しさを増し、
ついに、クラス中の喧嘩になった。

しだいに、お互いの過去にやったことが蒸し返され、
互いの批判をし合うようになった。

そして、彼女(Bさん)に対してどうしても
言っておかなきゃならなかった事がある男子生徒が立ち上がった。

…それは僕(フッジィ)だった。

2年前の冬に彼女から雪だるまを壊され、
何も彼女に文句を言うこともできずに
ただ泣いていたあのころを思い出していた。


 「あの時は、僕が大切に作っていた雪だるま、よくも壊してくれたな!」


彼女に言ったのは、僕だけでなかった。

 「そうだ!あの時僕も後ろからその様子を見ていた!!」

そう言ったのは、あの温厚なズビビマンこと、T君であった。


 「そんなこと、どうだっていいじゃないの!」

彼女は言った。

もうあの時みたく、怖い気持ちはなくなった。
僕は負けずに、

 「何よ、お前なんかゲームセンターに行ってたくせに!」

と悪口調で彼女に言ったら、
ついにわっと彼女は泣き出してしまった。

「やったー!○ちゃん(フッジィ)が勝った!!」

T君を始め、男子生徒たちは、僕がBさんに初めて勝ったことを
喜んだ時、僕は胸がすっきりして、小躍りして喜んだ。

今思えば、けんかはともかく悪口を言ったのは僕も悪いのであるが…
また、皮肉なことにやがては僕もゲームセンターに
ハマっていくことになるのであった。


授業が始まり、ある男子生徒が、

「先生、今日ね、○ちゃん(フッジィ)が、
 初めて泣かしたんだよ。」と先生に言った。

「やばい…僕先生に怒られるなぁ。」

と思ったが、先生は、

「そんなの、○ちゃん(フッジィ)とBさんの2人でやらせたらいいのに…」

と言っただけで、怒ることはなかった。


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弟の担任(2)
ある日、僕の担任の先生がうちにやってきた。


「これらの絵なんだけど。」


僕が家に入ってきたとき、先生が母と何やら話をしていた。

僕も部屋に入って、よく見ると、この間僕のクラスの
生徒たちの描いた絵が風呂敷から並べてあった。
どうやらこれらの絵を、うちの母親に評価してもらっているようである。

もともとうちの母は、おじいちゃんが画家なので
よく絵を教えてもらっていた。
それで母も絵の方はかなり心得ているのであった。

やがてしばらくして、先生が帰って行った。

「このことは、他の生徒たちには内緒だよ。」


それから十数日くらい後で、先生がみんなの描いた絵について
授業で色々と話し始めた。

「この前、皆さんの絵を、ある専門家に評価してもらいました。
その結果…(話は続く)」


いうまでもなく、専門家はうちの母のことである。



「○ちゃん(フッジィ)、ちょっと職員室来てもらえる?」


先生は、紙に包んだあるものを僕に渡して、

「これ、お母さんに渡してくれる?」
「…お母さんに言えばわかるよ。」


母親に渡して、中を開けると、
そこには色んな色の絵の具が入っていた。

「この間の先生からのお礼ね。
○ちゃん(フッジィ)これ使いな。」

そして、そのたくさん種類のある絵の具、
僕のものになった。

僕の担任の先生は、このような関係で
母親と関わっていたので、僕が普段どうしているのかも
母親はよくわかっていたようだ。


また、(前にも書いたが)弟はというと、
僕とは対照的に学校でのことをよく母親に話していた。
特にその、自分の担任の先生のことも。
そういった話は、僕の耳にもよく入ってきたので、
いつしか僕も、その担任の先生の性質、温厚なところ、
いろいろなことを知るようになってきた。
「あー、あの先生は、頭もいいし温かい人なんだな。」
話をしたことはないが、弟の担任の先生のことを、
そのように思うようになった。



ある日のこと。

弟が風邪で学校を休むことになり、
僕が代わりに給食費を届けることになった。

ちょうど朝のばたばたしている時間に、
僕は自分のクラスへ行く前に、弟のクラスに入った。

「これ、弟の分の給食費だけど。」

そこの生徒たちは、こころよく預かってくれた。


それから、僕は弟の担任の先生にも給食費のことを
話した方がよいと思い、職員室へ入った。

まだ何回かしか話したことのない、その担任のところまで行って、
給食費をそこの生徒に渡したことを話した。

先生に報告したから、これで僕の仕事は
うまく終えることができた、と思った。

しかし、その先生は、しずかな口調で僕に言った。



「あんた、ばか者だね。」




背筋が青ざめたような思いがして、頭が真っ白になった。

先生は、僕が教壇の上に置いていかないで
間違えて人に渡すと問題が発生しかねないお金に関して
他の生徒に渡したことで叱ったのであるが、
ちょうどなり始めたチャイムにかこつけて
逃げるように職員室から出て行った。


その時以来、あの担任の先生に近づいていくことはなかったという
苦い思い出だった。また、このように恥をかくことが起きるたびに
トラウマとなってそれらから逃げようと思うようになっていった。

僕が6年生だった、ある日の出来事である。



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パーティーの日
「じゃあね、ばいばい。」

毎日のように、一緒に帰る仲間がいた。

あの親友、M君とW君である。

でもこの3人、家の方向がみなバラバラで、
どちらかというと、僕は学校から近いM君と一緒に帰ることが多かった。
時々、帰りがけに僕やW君は、彼の家へ寄り道をしていった。
あの丘の上から、家々を見渡しながらふざけ合ったりしていた。

また、休日に街へ遊びに出かけて行くのは、
どちらかというとM君とW君の方が多かった。
こないだの水泳講習会の時も彼らに街で会えたので、
バス賃を借りることができた。

そして、今日はパーティーの日だ。

M君とW君2人を誘って、うちで食事をする日だった。
とびきり豪勢なご飯を母親が作ってくれて、
みんなで食べたり、笑ったり、さわいだり、
この日も本当に楽しい時間を過ごした。

他にどんなことをしたのかはよく覚えていないが、
このころは時々、こんなパーティーをして
この3人と過ごしたことを憶えている。

「この間の(弟と友達の)パーティーよりも、
お金をかけたのよ。」と
にこにこしながら母親は話していた。

楽しいひとときだった。

フッジィ


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フッジィ

Author:フッジィ
子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどを紹介します。みなさまにとってほんわかするような「癒し(いやし)」的なものになれればと願っています。



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