フッジィの思い出日記
私の子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどをブログ形式で紹介します。更新は不定期です。 みなさんもこれを読んでフッジィとはどんな人か、見つけてみて下さい。
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あの夏の日(5)
3日目の朝-


「あっ! …しまった。忘れてきた!!」


小樽参加者の、指導者の1人が言った。
これについては、あとで話す。



この日は空沼岳の山頂まで登る日である。

山の中腹にある山小屋で過ごしていた僕達の、
初めての山頂征服の日で、楽しみにしていた。

空沼岳の山頂は、そんなに遠い先ではなく、
比較的楽に登れる所で、もっと挑戦したい人は、
隣の札幌岳へのコースを登っていった。
空手をしている小樽の2人と山登りの好きな小樽の指導者、
口調がいじめのaに似ている小樽出身の人
(要は僕以外の小樽の参加者)は、
みんなそちらを登って行った。

空沼岳を登った僕達のグループは、
みんな楽しい気楽なメンバーだった。

また、この上の方には、真簾沼という
ここの沼よりもっと澄んでいた沼があるという。
それを見るのも楽しみだった。

もう一つ。

1981年7月31日の今日は、
日本で見れる部分日食の日でもあった。
以前にも記述したように、
この頃は僕が天体ショーに結構興味をもった時期でもあった。
当日のことを知っていた人は他にもいたので、
ちょっとした話題になった。
予定はお昼近くに始まり、
ピークに達するのはお昼の1時くらいである。

僕は、友達になった2人や、他の仲間たちと一緒に
山に登り始めた。涼しくて、気持ちのよい朝だった。

色々な話題が流れて来るのを聞きながら
一緒に過ごすことは楽しかった。
誰かがラジカセを持ってきているらしく、
あたりには英語の音楽が流れていた。

山登りの途中で疲れて来たが、
以前ほどの疲れではなく、休み休み楽しみながら
みんなで登っていった。

真簾沼のあたりまできた。
確かにとても澄んでいて、
山小屋のとこの沼よりも広かった。
ちょっとした湖だった。

やがて、お昼に差し掛かったころ、
「そろそろ欠けるぞ」という声があった。

僕が初めて日食を見たのは、1978年10月2日の部分日食で
その頃おおよそは日食のときは天気がよく、
月食のときは天気が悪い日が多かった。
まだ、日食網膜症の話題で騒がれることがなかった時代、
父親に、ガラス板にすすをつけてもらって太陽を見たり、
夕日の時は、直接見たりしていたものだった。

今回、太陽を見るときに使うもの(すすのガラス板等)は
持っていなかった。何かフィルターになるものをと
探した挙句、銀色をしたお菓子の袋があったので、
これをかざして見るといいかなと思った。

1枚で見たら、まだ太陽光が入って見づらかったが、
2枚重ねで見たら太陽の○だけになった。

歩きながら時々欠け具合を見た。
友達や、みんなにも、銀色の袋を貸して、見せていた。
前回の10月2日よりも、今回はもっと欠けるそうなので
楽しみにしていた。


そしてついに、頂上までたどりついた。


周りのみんなは、僕と同じ、登山を楽しんで登る
人達だったので、みんなで制覇を喜んだ。
疲れながらようやっと登りつめた時の気持ちは格別だった。
汗をかきながら熱くなった体が、
頂上のひんやりした涼しい風にあたると気持ちが良かった。

お弁当を食べたり、シマリスにまた餌をあげたりしながら楽しんだ。


(続く)


おことわり:

日食は、必ず「日食グラス」を使って見て下さい。
太陽を直接見たり、他のものを通して見ても、
日食網膜症になる恐れがあり、最悪の場合、
失明にもつながるそうです。

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あの夏の日(4)
次の日_。

爽やかな朝の光と風が部屋に入ってきた。

この山小屋は、落ち着いて気持ちのよい所だった。


朝ごはんのあと、天気の良い中で
青少年みんなで、外で教会の勉強をした。
教師が1人いて、僕達に教えてくれた。
もう、何を学んだか覚えていないが。

その後、今日は自然散策で、
近くの林を歩いた。
時々、シマリスがよぎってくるのを
間近で見ることができた。
話しによると、ここのシマリスは
人を見ても警戒しないで
手から餌を食べるという。
実際そうで、ある女の子が手から餌をやると
食べに寄ってきた。
写真も取ることができた。

みんながお互い名前で呼び合って
話をしているのを見ていて、
だんだん名前と顔を覚えてきた。
気のいい明るく面白い男の人、
穏やかで優しそうな男の人、
その穏やかな人とは、
やがて僕と親しくなっていくのである。
友達はこれで2人目だ。

小樽から一緒に参加した、
声の口調がみたいな人も
やがて別の人と友達になったようだ。

この日はほかにおぼえていることはないのであるが
ゆったりのんびりとした気持ちで
楽しい時間だったのはおぼえている。
今はこんな日は二度と経験することはないと思うが。

(続く)

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子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどを紹介します。みなさまにとってほんわかするような「癒し(いやし)」的なものになれればと願っています。



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