フッジィの思い出日記
私の子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどをブログ形式で紹介します。更新は不定期です。 みなさんもこれを読んでフッジィとはどんな人か、見つけてみて下さい。
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ある日のできごと
それは、いつもとは変わらない、ある日のことであった。

いつものように、朝、教室で先生と挨拶した。

先生からお話があった。

「今日は、みなさんに悲しいお知らせがあります。」

なんだろうかと思っていたら、先生がまた言った。

「このクラスの友達のBさんのお母さんが亡くなって、
しばらく学校を休むことになりました。」

お葬式等の関係で、学校を休むのである。
その子の席を見ると、確かに席は空であった。

Bさんというと、去年の冬のとき僕の雪だるまを壊した、
あのBさんだった。しばらくの間、何とかして彼女を
ぎゃふんと言わせたいと、悔しさが残っていたのだが。

「あいつ…お母さん亡くしたのか…」

子供のころは、多くの人は同じようなことを考えると思うが、
お母さんという存在は絶対的なもので、
なくてはならないものである。
彼女のことを思うと、ひどく大変だろうにと感じた。

先生も、みんなで彼女を元気づけるようにと、生徒達に言った。

彼女の家は、うちの米屋のお客さんの1人であった。
当然ながら、その話はうちの親にも届いた。
Bさんがうちに買い物に来た時には、
母はうちで揚げた天ぷらを半分以上も彼女に持たせ、
その日のおかずが少なくなった出来事もあった。
複雑な気持ちだったが、彼女のことを考えると、
じっと我慢したのを憶えている。
彼女がうちに来たとき、母はこのように
何度か彼女に食べ物をあげていたのであった。

ある日、いつものように学校に出かけるとき、
Bさんが坂の下から追いついてきた。
昨日、うちから食べ物をもらったことについては何も言わず、
「○ちゃん(フッジィ)、急ぐよ。」と僕に言って
そのまま先へ行った。
その時の、すがすがしいような彼女の顔を、
今でもおぼろげに憶えている。
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子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどを紹介します。みなさまにとってほんわかするような「癒し(いやし)」的なものになれればと願っています。



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