フッジィの思い出日記
私の子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどをブログ形式で紹介します。更新は不定期です。 みなさんもこれを読んでフッジィとはどんな人か、見つけてみて下さい。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

年賀状
季節があっという間に過ぎてしまい、
このブログを書いている季節よりも先に冬が来てしまいました。
年を取るにつれ昔の記憶はだんだん忘れて行くものですね。
あとになってこの頃の話を思い出したら
また載せて行きますね。

さて、舞台はあのころの冬…

12月に入り、うちにある小さなクリスマスツリーを飾っている頃
「年賀状は20日までに」と
郵便局ではポスターを貼っているが、
この頃までに年賀状を投函したことはほとんどなかった。
何かかんかで出すのが遅れてしまうのは、
経験された方も多いことだろう。
今日は書こう、今日こそは書いていこう、と
年の終わりが近づくごとにだんだん気焦りするようになるのだが
なかなか作業が進まず、ついには大晦日になってようやく投函する、
といった具合。正月になってから出したこともあった。

パソコンがなかったその当時、
年賀状を書く作業は一大作業だった。
何よりも大変なのは宛名書きだ。
僕なんかは同じクラスの友達に出すくらいなのでたかだか知れているが
両親は夜遅くまで宛名を書いていたものだった。
ノートかなにかで一覧表を作って、出し忘れや重複をしないように
出した人を書き出していった家庭も少なくないだろう。

後ろに載せる絵や字なんかも、今とは違っていた。
僕たちの頃は、よくゴム版を使った。
薄いゴム製の板や木製の板なんかに彫刻刀で彫って、
絵や題字を作るものだ。出来上がったら版に絵の具やインクを塗って
ハガキを乗せて上からバレンでこすってつけていくのだ。
その昔は、いも版なんかも主流だったものだ。

写して出来た版画は、これはちょっとした芸術作だった。
クラスのみんなが、それぞれの芸術を年賀状に見せていた。
やがて現れるプリントゴッコを手に入れるまでは、
確か僕はずっとあの方法で年賀状を印刷していた。
最初の頃は確か、簡単な絵を彫っていたが、
だんだんと凝り出して来た。
よく、印刷やさんで印刷している、活字での自分の住所と名前、
あれも、版画で入れたことがある(まあまあだったが)。
あと、北海道の百人一首の取り札のふで文字も彫って作った。
確か、もじって「あけましておめでとうございます」にしたと思った。
年賀状の絵の見本も、細かくかっこいいのを選んで挑戦したことも多かった。
うさぎとかえるが相撲する、鳥獣戯画にも挑戦したことがあった。

今も、あの頃の年賀状は現代のよりもずっと芸術作だと感じている。
文明の利器がある現代、あの頃の印刷技術には二度と戻らないのだろうが…

 つづく
スポンサーサイト

テーマ:日記 - ジャンル:日記

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://fujjiworldblog.blog58.fc2.com/tb.php/129-b15064c9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

フッジィ

Author:フッジィ
子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどを紹介します。みなさまにとってほんわかするような「癒し(いやし)」的なものになれればと願っています。



訪問者数



天気予報


-天気予報コム- -FC2-



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ



リンク

このブログをリンクに追加する



検索フォーム



RSSリンクの表示



QRコード

QRコード



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。