フッジィの思い出日記
私の子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどをブログ形式で紹介します。更新は不定期です。 みなさんもこれを読んでフッジィとはどんな人か、見つけてみて下さい。
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遠足(3)
今年もまた、この遠足の時季がやって来た。

いつもは、炊事遠足等小さい山を1つ越え
七曲がりで同じ海岸に下りて行くことが多かったが、
今年はいつもと違っていた。

今回は、海岸への道へ行かず、うちから右へ真っ直ぐ
行った所の道を歩いた。(海岸へは真っ直ぐ行かず、
途中で左に上がって行く)
そのままひたすら真っ直ぐ行けば、別の海岸へたどり
つく道で、以前1回だけ遠足で行った事がある。
しかし、今回は海ではなく、うちからすぐ近くの
山の遊歩道を登って行く遠足だった。

真っ直ぐ平坦な道をしばらく歩いて行くと、
やがて左右に分かれ道が出てきた。
両方に道しるべがついていた。
僕たちはその右側の道へ入っていった。
やがて道は、少しずつ上りになっていくのであるが、
それは、僕にとって壮絶な登山をする始まりである事が
まだ僕にはわかっていなかった。


道は海岸の七曲がりのようになり、何度曲がっても
上り坂がなくなることはなかった。
当然ながら、そのころの僕には限界がきていた。
遠足なので、順に並んでひたすら歩き続けるのであるが、
次第にみんなとのペースが保てなくなった。

とうとう1人、2人の人に追い抜かれ始めた。
3人、4人、どんどんと追い抜かれ、だんだん僕は、
列の後ろの方になっていった。
ついに、身体はへとへとになり、その場に腰を下ろしてしまった。
多くの生徒は、僕の前を走るように登って行った。
みんなはよく、元気に走っていくものだと苦々しく見ていたが、
ついには、僕の後ろから登ってくる人は、誰もいなくなった。


しょうがない、登って行かない限りは帰れないと、
重い腰を起こして、またよたよたと歩き始めた。
しかし、やはりすぐに疲れて、また腰を下ろした。

そんなことを繰り返していると、うしろの方から
誰か登ってくる姿が見えてきた。
よくよく見ると、それは今僕たちを受け持っている担任の先生だった。

(続く)
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