フッジィの思い出日記
私の子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどをブログ形式で紹介します。更新は不定期です。 みなさんもこれを読んでフッジィとはどんな人か、見つけてみて下さい。
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補習(2)
僕は補習の日をずらしてほしいと思い、先生にお願いしに職員室へ行った。
今となっては何故か詳しくはおぼえていないが、担任の教師にお願いしに行った。
その担任は、他の教師よりもいくらか年配だったが、体力も意思も強そうな人で、時には厳しい一面もあった。
いつもは、確か情報処理科の教師をしていたと思う。
その先生からあっさり言われた言葉は、

「あんたね、それはわがままだよ。」

ということから始まった。

確かに、傍からみれば、学校で正式に決めたことに対して、しかも勉強がよくわからない生徒たちの
救済のためにも行っていることが、1人の生徒のために教師がわざわざ仕事に来なければならないのは
おかしな話であり、普段から家でももっと勉強していればまぬがれることでもあったかもしれないのに
勉強していなかったのは生徒側の責任であると言えるのであるが、
当時の自分にしてみれば、キャンプ活動がどれだけ楽しいことであり、自分にどれだけ必要だったか
今回この機会を逃したらもう機会はないかもしれないと必死で考えていたのである。

その担任は、「じゃあね、この件についてあんたの親御さんに聞いてみるよ。」
と言って、うちに電話をした。
僕は、これで何とかなるという期待を持ちながら、少し気持ちが落ち着いた。

しかし、先生が電話を切った直後、

「お母さんね、キャンプの話断るって。」

そう言われた瞬間、自分の願いや思いがすべて、もろくも崩れ去っていくのを感じた。

「大の大人が、泣いててどうするんだ。」

慰めの言葉も自分には伝わらず、泣き続ける自分があった。
悔しさや絶望感、更には帰ったら母親に怒られるのではという悲しさがあった。

そこにあの、商業経済の教員も来て、訳を聞いた。
同情してくれたのか、補習の日程を調整してくれる話をしてくれた。

あんなに悲しかった僕の気持ちが、再び落ち着いてきた。

担任の先生は、その先生とよく話をして、その結果をまた僕に伝えて欲しいと言った。

僕はキャンプに行けるという希望が再びわいて、喜びながらその先生と話をしにいった。


(続く)
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子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどを紹介します。みなさまにとってほんわかするような「癒し(いやし)」的なものになれればと願っています。



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