フッジィの思い出日記
私の子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどをブログ形式で紹介します。更新は不定期です。 みなさんもこれを読んでフッジィとはどんな人か、見つけてみて下さい。
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補習(3)
「じゃあね、○月×日に来て下さい。」

その、商業経済の先生の言葉だった。
補習を、別の日に自分だけしてもらえるものだった。

僕は、ほっとしたような、嬉しいような、そんな気持ちで家に帰った。

補習に関してと、キャンプのキャンセルについては、母は怒らず、笑いながら、

「そりゃ、あんたが成績とれなかったもん、仕方ないでしょ。」

と言った。

僕は母に、商業経済の先生が補習を別の日に特別にやってくれることを話し、

「あ、担任の先生に話さなきゃ。」と、
担任の家に電話をかけた。

「……商業経済の先生と話して、別な日にやってもらうことになりました。」

ところが、その担任の電話での返事は、

「あんたね、それがわがままだって言うんだよ。」

自分には予期しなかった言葉だった。
てっきり了解してくれるだろうと思っていただけに、頭が混乱して、
その電話を母に代わってもらった。

その時の母の応対は、

「はい、」

「…そうですね。」

「すみません…」

「申し訳ありませんでした。」

そのような返事を並べていて、

僕は嫌な予感がしてきた。


電話が終わった後のこと。

今度は、本当に母は怒っていた。
しかも、悔しそうな、涙流しながらの様子だった。

その内容は、僕がわがまま一点張りで、
ついに先生も匙を投げたという。
こんな生徒見たこともないというものだった。

ついに、父から今回のキャンプはやめて、きちんと担任と補習の教師に謝るよう言われた。
ここまで悲惨な状況に、僕もあきらめざるを得なかった。

それから、それぞれの先生にきちんと謝り、元の日に補習を受けることとなった。
この経験で初めて理解したのは、
人生の中で、自分にはどうすることもできないことがあると言うことと、
おっかないと思っていた人(商業経済の教師)にも、情があると言うことであった。




そして、二日間の補習が終わり、帰るとき、同級生で同じ部活の男子生徒とすれ違った。
この人が、僕がキャンプで楽しい思いしているのを我慢して、ちゃんと補習に出ているんだぞという光景を
見てくれているなら、次に部活に出るときには、部活サボって遊びに行ったなんて罵声浴びなくて済むだろうな、
と、少しほっとしたような気持ちになった。(実は、キャンプの事で休みたいことを言った時、同級生の部員たちから
「なんで部活サボって遊びに行くんだ!」とさんざん言われたので)

…ところが、これが後に、とんでもない事につながっていくのであった。

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