フッジィの思い出日記
私の子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどをブログ形式で紹介します。更新は不定期です。 みなさんもこれを読んでフッジィとはどんな人か、見つけてみて下さい。
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百人一首
正月にやった楽しい行事の一つが、百人一首であった。

このころは、年に一回、教会の会員たちがうちにきて、
みんなで百人一首をするのが恒例で、
僕にとっては、みんながうちに来るのでたまらなく楽しかった。

犬棒かるた(いろはがるた)やアニメキャラクタ等の子供用かるたは
そのころよくやっていたが、文字の書いたかるたを初めて見た時は、
難しそうに思った。しかし、何となく興味があって、一緒に参加した。

一般的に、「小倉百人一首」というと、紙に書かれたひらがなの文(下の句)
を、それと対になっている上の句が読まれた時に取るのだが、
北海道にあるのは少し違っていて、
まず、こんな感じの木札を使って、
百人一首1
上の句を読む代わりに下の句を1度読み、取った後、もう一度
その下の句を読んで、それに続けて次の下の句を読む、という形式。
試合も1対1でなく、3対3で左端は攻め、右端は守りを中心に行う。
ちょっと独特なので、内地(本州)の人も一度それでやってみては
面白いかと思われる。

さて、子供の僕にとっては字の書いた札取りは簡単でなく、ましては
こんな筆書きの札は大人の遊びと思っていた。しかし、
そんな大人用の遊びをやるのも面白そうだと思った。
母親が一番先に教えてくれた札は「かけしや」(かけじや袖の
濡れもこそすれ)で、その札は、自分の好きな札となった。
それがとれるようになったときは面白くなってきた。
更に、「さしも」(さしもしらじな 燃ゆる思ひを)とか、
「あか月」(暁ばかり 憂きものはなし)など、
ひらがなの多く入った札を教えてくれた。
木札の文字の特徴として、ひらがなの「ふ」に似た文字で「に」と
発音するものや、「い」と似た文字で、「は」と発音するものが
あることがわかってきた。「うきふ」は「うきに」(憂きにたへぬは
涙なりけり)「あいれ」は「あはれ」(あはれ今年の 秋もいぬめり)
など。「人ふい」みたいな文字は「人には」(人には告げよ海女の釣り船)
と読んだ。他には、「志のぶる」(忍ぶることの 弱りもぞする)や
「志川心」(しづごころなく 花の散るらむ)など、当て字みたいなのを
使ったのもあって、それぞれのパターンを覚えて行くのが面白くなった。

そんなこんなで、何年(年に一回だが)もやるうちにいつのまにか、
正月に百人一首をやることが楽しみでしょうがなくなってきた。
和歌を聞きながら何度も何度も勝負をして楽しむ、この感覚は
とても好きで忘れられない思い出の一つとなっている。
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