フッジィの思い出日記
私の子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどをブログ形式で紹介します。更新は不定期です。 みなさんもこれを読んでフッジィとはどんな人か、見つけてみて下さい。
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猩紅熱
いつの頃だったかよく覚えていないが、
新学年になり、新しい先生の授業も慣れてきた頃だったと思う。

ある日、一人の生徒が学校を休んだ。

原因は、おたふく風邪である。

幼少時から小学校にかけて、この時期、子供は色んな病気に
かかって、免疫ができてくるという。
この頃も色んな病気で欠席する生徒が増えた。

はしか、みずぼうそう、おたふく風邪、蕁麻疹、ぜんそく、風疹…
伝染病も多かった。

別の日、今度は別の生徒が休んだ。

今度は風疹である。

風疹はこの頃のはやりの病で、
次々にこの病気で休む人が増えた。

僕は心の中で、
「いずれは僕もみんなと同じようにこの病気になるのかな」
と、思った。

僕はその頃はどちらかというと、よく病気になって学校を休む方だった。
咳をしたり、ちょっと寒気がすると言ったもんなら、
母親からすぐに、

「熱計んなさい!」

と言われた。
僕は、この熱計り(体温計)が大嫌いだった。
何しろ37度以上あると、すぐに布団に入れられるし、
予定していた遊びが中止になってしまうし、
その当時の水銀計を恐る恐る横から少しずつ
傾けながら見るのであった。

祖父が予定していた親族の旅行、
今度はすごくいいホテルに泊まれると聞いていて
喜んでいたのに、
僕の病気が治らなくて、行けなくなって
涙をのんだ時もあった。

風邪がはやって、学級閉鎖になったときも、
僕が病気になって休んでいる間だったし、
学級閉鎖が解除されても
僕の病気の治る方が遅かったといういやな思い出もあった。

だから、僕が病気になるとき、特に、
熱が上がっている時は
すごくいやな気持ちになったものである。

しかし、その頃はやりの風疹は、
どんな症状か全くわからなかったので、
周りで病気になった人が増えても
特に不安になったりすることはなかった。


それから少し経って…

ある日、僕は母に連れられて
家から少し離れた街の病院まで行った。
(このころは、近所に病院はなく、バスに乗って
街まで行かなければならなかった。)
当時の僕の症状は熱っぽかった。
自分はてっきり、風疹にかかったのではないかと
そのとき考えていた。

先生の診断で、
「えっ?」と思った。

「これは猩紅熱ですね。」
先生は言った。

聞いたことの無い病気である。
しかしそれからすぐ後に、この病気は
当時の僕にとってとんでもないやっかいな
病気だと言うことを告げられるのである。

(続く)

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