フッジィの思い出日記
私の子供の頃からの思い出・エッセイ・よかったことなどをブログ形式で紹介します。更新は不定期です。 みなさんもこれを読んでフッジィとはどんな人か、見つけてみて下さい。
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写生会(1)
今日は図画工作の授業があった。

僕は図工の中では、工作をする方が好きだった。
工作用紙を使って、思い通りにものを作ったり、
色紙やセロファンやモールで色とりどりの飾りを作るのは楽しかった。

しかし、絵の方はというと、
うちの母や母方の祖父は、絵の力があり、
特に祖父は画家で、多くの作品を残しているくらいのスゴものだったが、
僕は絵にはあまり興味なく、良い絵というのが何かもよくわからなかった。
ただ、写真みたいに本物に近い絵というのが、
とても良い絵だといういうイメージが僕にはあった。
当然ながら、小学生の描いた絵がどういう評価されるのか
当時の僕にはわからなかった。

よく、隣の席の子を描く授業もあり、お互いに隣の子を描いたりしたが、
自分の描いた絵が、何か上手く描けなくて、
「これ、何だ?」と自分で思ったほどだった。
どう見てもその子に似ていない。

また、絵の具の色は手につくし、
描き終わるのに相当な時間がかかるし、
後片付けもめんどくさい。
1回の授業で描き終えられないときはすごくしんどい。
そういうわけで、僕にとっては絵は苦手な科目の一つだった。
夏休みの宿題で、絵を描くのがいやだったのも、
そう言う理由から来ていた。

今日は、写生会だった。

天気もよく、絵を描くのには十分な環境だった。
記憶によれば、教室か玄関前(確か教室だったと思う)から見える、
外の景色を描くという課題で、みんな画板を持って、
画用紙を置いて鉛筆で下書きから始めるのであった。

背景には山があり、その斜面には家々が立ち並んでいた。
家々は、日を浴びて暖かく輝いていた。
そんな風景を、僕も描き出す。

僕はというと、絵は1つ1つの対象を細かく描く方で、
家の窓や、そばにある物をいちいち描いていた。
1つの対象物を描き終えると、次は隣の対象物を描く。
1個1個描いていって、ふと気がつくと、
重大な問題にぶち当たっていた。

 端まで描いていって、もう一度最初に描いた家の下の
 方にある家を描く。すると、こっちに描いていた
 別の対象物と位置が合わない。
 少し位置をずらして描こうとすれば、
 次は別の対象物との位置関係がおかしくなるのである。

これは、1個ずつ描いていくやり方をすると
よくぶつかる問題だった。
絵を描く時は、うっすら全体の位置関係を描いていってから
詳細を少しずつ書いていけばうまく描けることに気づいたのは
それからだいぶ後の話だ。

消しゴムで、おかしいと思う所を消してもう一度描き直す。

そうしたら別の所がおかしくなって、また、そこを描き直す。

そうこうしているうちに、時間がなくなり、
最後には、もうどうでもいいや、と思うようになり、
適当に済ませてしまうが僕のいつものパターンだった。

そのうち、外の風景を見ていて、

「あれ、この家、僕の友達のかな?」

「でも、隣の家の形は違うな。」

「あ、こっちか、友達の家は…。」

そのうち、この家の近くには、
どんな新しい世界があるのだろう、とか、
色々想像することの方が頭に多くなり、
絵を描くのが身に入らなくなる。

「続きは次の図工授業に。」

あーあ、また今日も描き終われなかった…。

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